イタリアのカーニバル~ポルケッタ~
今回はイタリアのカーニバルのおもてなし料理「ポルケッタ」をご紹介します。
●●●ポルケッタ●●●
〈材料〉※4人前
豚肩ロース(かたまり)••••400g
塩••••••••••••••••••••••••小さじ3/4
こしょう••••••••••••••••••少々
お好みのハーブ•••••••合わせて5-6枝分(みじん切り)
ローズマリーの葉/タイム/イタリアンパセリ/セージ
にんにく••••••••••••••••••1片(みじん切り)
オリーブオイル••••••••••••大さじ1
〈作り方〉
①豚肉は切り離さないように気をつけながら、1.5cmの厚さに包丁でそぎ切りをしながら1枚のシート状にする。両面に塩、こしょうをして15分程おく。
②肉の片面にハーブ、にんにく、オリーブオイルを混ぜ合わせたものを塗る。端から巻いていき凧糸で縛る。
③フライパンにオリーブオイル(分量外)を入れて中火で熱し、肉の表面をこんがりと焼く。
④180度のオーブンで50分焼く。お好みの野菜を添え、薄く切っていただく。
イタリアでは、食制限を通して心身を清めるQuaresima(クゥアレジマ)という期間があります。その前にたくさん食べて楽しみたいという気持ちからできたのがカーニバル。
各地で開催されるド派手なカーニバルのおもてなし料理として食べられていたのが「ポルケッタ」という子豚のロースト。外はパリパリ、中はジューシーで、晩酌タイムの良いアテになること間違いなし!
■サントリーソムリエによる解説■
イタリアで有名なワインの1つであるキャンティの良さは、そのフレッシュでイキイキとした酸味。軽快な酸味がもたらすフードフレンドリーさが、このワインの一番の魅力です。合わせるポルケッタの美味しさの大きな部分は、その甘い脂身にあります。ただ、美味しいとは言え、それだけを食べ続けるのは少ししんどいところも。そこをスッキリさせてくれるのがキャンティの酸味。止まらない相性の良さです。